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2010年09月15日(水曜日)│カテゴリ: その他 │投稿者:女将
福井市の福井市立美術館。
ここで、藤城清治先生の、影絵展が開催されています。
先日の7日。さっそく行って参りました。
あまりのすばさらしさに、どうブログを書いてよいかわかりません。
感動という単語には間違いないのだけれど、あまりにも簡単るぎるし、
いい加減な言葉で表現するのは、失礼にあたりそうだから。
それほど、私の心に深い印象を与えてくださいました。
戦争時代を生き抜き、86歳という、人生経験の集大成が、
この展示会にはありました。
先生の分身らしい、フルート(ピッコロかな?)を弾いた小人ちゃん。
私のまわりにも、いつもいてくれたらなぁ。
グランディア芳泉にも、小人がたくさん住んでほしいなぁ。
そうすると、来られたお客様が、うんと癒されるかもしれないし・・・。
私まで、今日はメルヘンティックになれました。
そして、芦原温泉のべにやさんにまで、お泊り頂いたことがあるらしいなんて
すばらしいですね。ほんとにうれしいです。
どうか先生、これからも素敵な作品をおつくりください。
そして、いつか先生にお会いできたらいいな!って思います。
そんな旅館になれるよう、がんばります。
藤城清治 光と影の世界展
期間:2010年8/15(日)~9/26(日) 9:00~17:15
場所:福井市美術館(福井市下馬3-1111)
入場料:大人1200円、高校・大学生700円、小・中学生500円
※サイン会 9/18(土)、9/19(日)、9/25(土) 13:30~
《藤代先生からのメッセージ》
『僕の影絵が戦争や軍隊や敗戦といった激動の時代の中から、
長い歳月の経験や失敗や挫折を経て生まれてきた。
メルヘンを描き、聖書画を描き、自然や動物のかわいらしさ、美しさ
生きる喜びを、光と影で描きつづけてきた。
最近、光と影が人生そのもの。自然や地球、そして人間のすばらしさが
わかってきた。
これからも生命のある限り、このすばらしい地球の中に生きている
尊さや喜びを、愛を込めて次の世代にメッセージを送ってゆきたいと思っている。』